CFD業者比較で必ず出てくる「スワップポイント」って何?
CFD業者を比較していると、必ずと言っていいほど登場する「スワップポイント」という言葉。なんとなく分かったつもりでいても、いざ説明しようとすると意外と言葉に詰まってしまうこと、ありませんか。今回はスワップポイントについて、比較の視点も交えながらゆるっと整理してみます。
スワップポイントとは何か
スワップポイントとは、簡単に言うとポジションを翌日に持ち越した際に発生する金利差調整分のことです。為替CFDだけでなく、通貨が絡む他のCFDでも似たような仕組みが使われることがあります。プラスになることもあればマイナスになることもあり、長期でポジションを保有するほど影響が大きくなる点は覚えておきたいポイントです。業者によってスワップの水準は異なるため、比較の際には各社の公式サイトで最新の数値を確認しておくとよいでしょう。
ケース1 長期保有派Oさんの場合
ポジションを数週間単位で保有するスタイルのOさんは、スワップポイントの影響を軽視していたために、想定より損益がぶれてしまった経験があるそうです。それ以来、業者ごとのスワップ水準を必ず比較するようになったといいます。
ケース2 短期売買派Pさんの場合
短期売買が中心のPさんは、海外FXは相場環境によって損益の振れ幅が早く動く商品です。その特性を踏まえて、そもそもポジションを長く持たないスタイルを選ぶことで、スワップの影響を最小限に抑える工夫をしているそうです。
ケース3 スワップを味方につけたAAさんの場合
資産運用の一環としてCFDを取り入れているAAさんは、あえてプラススワップが期待できる銘柄を選び、値動きだけでなくスワップ収益も意識した取引スタイルを取り入れているそうです。ただし相場環境によってスワップの水準自体が変わることもあるため、過信せずあくまで一つの要素として捉えるようにしていると話していました。
スワップポイントと金利政策の関係
スワップポイントは、対象となる通貨や商品の背景にある金利差から生まれる仕組みのため、各国の金融政策の動向によって水準が変動することがあります。金利が引き上げられたり引き下げられたりするニュースが出ると、それに連動してスワップポイントの水準も見直されることがあるため、日頃から大きなニュースには目を通しておくとよさそうです。難しく考えすぎる必要はありませんが、「金利が動くとスワップも動く」という大まかな関係性を知っておくだけでも、値動きの理解が深まるように感じます。
スワップポイントを比較するときのチェックリスト
- プラススワップとマイナススワップ、どちらが多いかを確認する
- 保有期間に応じたスワップの累積額を試算してみる
- 週末や祝日をまたぐ際の扱いを確認する
- スワップ以外の手数料もあわせて比較する
- 通貨ペアや銘柄によってスワップの符号が変わることを理解する
このリストの中で意外と忘れられがちなのが、週末や祝日をまたぐ際のスワップの扱いです。業者によっては土日分をまとめて特定の曜日に反映する仕組みを採用していることもあり、思っていたタイミングと違う日にスワップが動いて驚いた、という声も見かけます。事前に仕組みを確認しておくと安心です。
スワップ水準を比較するときのポイント
加えて、CFDでは売り(空売り)からポジションを持つ場合、スワップの符号がプラスとマイナスで逆転することが多い点にも注意しておきたいところです。買いポジションではマイナスだった通貨ペアが、売りポジションではプラスに転じることもあるため、取引方向によってスワップがどう変わるかも事前に確認しておくと安心です。
スワップ理解でよくある失敗
スワップポイントを意識せずに長期保有を続けてしまい、想定外のコストがかさんでしまうケースは少なくないようです。逆に、事前に水準を把握して取引スタイルを調整した人ほど、納得感を持って続けられているようです。数字が小さく見えても、保有期間が長くなるほど積み重なっていく点は忘れずにいたいところです。
スワップポイントを踏まえた取引の進め方
- 自分の取引スタイル(短期か長期か)を整理する
- 候補となる業者のスワップ水準を比較する
- 保有期間を想定してコストを試算する
- 納得できる条件の業者で取引を始める
特にコストを試算するステップでは、保有期間を長め・短めの両方でシミュレーションしてみると、自分の取引スタイルがどちらに近いかによって、重視すべきポイントが変わってくることに気づけるはずです。
よくある質問
Q. スワップポイントは毎日発生しますか。
A. ポジションを翌日に持ち越すたびに発生する仕組みで、曜日によって扱いが変わることもあります。
Q. スワップがマイナスの通貨ペアは避けるべきですか。
A. 一概には言えず、取引スタイルや保有期間によって影響度が変わってくるようです。
Q. スワップポイントは業者によって大きく違いますか。
A. 同じ通貨ペアでも業者によって水準が異なることが多いため、比較しておく価値はありそうです。
Q. スワップポイントは急に変わることがありますか。
A. 金融政策の変更などをきっかけに水準が見直されることがあるため、定期的なチェックがおすすめです。
スワップポイントの水準は業者ごとに細かく異なり、自分で一社ずつ調べるのは意外と手間がかかります。同じ通貨ペアでも業者間で差が出やすいため、複数の公式サイトを見比べて数値を一覧化しておくと、実際に取引を始めてからのイメージがつかみやすくなります。CFD業者の比較全般(この切り口はこの点についてはkabu-nowが参考になるかもしれませんでも扱われている)も、スワップと合わせて眺めておくと視野が広がるはずだ。
スワップを含めた総合的な比較を習慣にする
スワップポイントだけを単独で見るのではなく、スプレッドや取引手数料とあわせて総合的なコストとして捉える習慣をつけておくと、業者比較のたびに迷う時間が減っていきます。慣れないうちは比較の軸が定まらず大変に感じるかもしれませんが、一度自分なりのチェック方法を確立してしまえば、その後の比較はぐっと楽になるはずです。
まとめ
スワップポイントは、CFD業者を比較するうえで見落とせない要素のひとつです。仕組みを理解したうえで、自分の取引スタイルに合った業者を選んでいきたいですね。目に見えにくいコストだからこそ、意識して確認する習慣を持っておきたいところです。 関連して、海外FXの始め方3ステップ+おすすめ業者の選び方 や 海外FXと国内FXって何がそんなに違うの? も参考にしてみてください。
※投資は自己責任です。本記事は個人の経験と見解であり、投資助言ではありません。